Windows環境でCygwinを使ってPerl実行環境を整える
たまには初心者向けの話でもしてみます。
Windows環境でPerlの実行環境と言えば、真っ先に ActivePerl と言う選択肢がありますが、個人的には*1 Cygwin がお勧めです。
お勧めする理由は、
とかですかね。VMWare や coLinux で本物の Linux 環境を用意する方が確実ではありますが、他にも豊富な *nix 系のツールが使えるのも強みかなと思います。
インストール
まぁ google:Cygwin インストール とかして頂ければいいんですが、多少古い情報が当たりそうなので、今ググって新しそうなのを。
このページに補足するならば、
Download Without Installing を最初に選択するのをお勧めします
インストール形式ですが、Download Without Installing にして、一度パッケージを手元にダウンロードしてしまうのをお勧めします。
と言うのも Cygwin のパッケージ群はそれなりにファイル数もサイズもあるので、とりあえずダウンロードしてから後で選択してインストールする方が精神的に楽です。
この場合、最初のsetup.exeの起動はダウンロードして来るだけなので、それらが終わったら再度setup.exeを起動して、Install from Local Directoryを選択してインストールする必要があります。
この Download Without Installing の時は パッケージ選択で All を default から install で良いと思います。最初は恐らくどのパッケージが何に使われるとか分からないと思うので。
ただ、Install from Local Directory の時は default で良いと思います。
ツールとか
デフォルトだと DOS Prompt 経由での実行になりますが、Windows の Prompt は何かと苦痛が伴うので何らかのターミナルエミュレータをインストールすべきでしょう。個人的には現時点では TeraTerm をお勧めします。他にも Putty, Poderosa などありますが、現在の TeraTerm は実は進化していて、
なので、特に不満な点は無いです。
ここら辺まで揃えたら TeraTerm で cygwin に入れば概ね Linux と似たような Perl 実行環境が得られるはずです。
後はお好みのテキストエディタを用意すればすぐにPerlプログラミングが始められます。
*1:と書かないと色々うるさい人が居そうなので強調しておくw