第1回 Liberty Alliance 技術セミナーに行ってきました
日本SIG主催の第1回 Liberty Alliance 技術セミナーに参加してきました。
で、凄い驚いたのはこのセミナーの資料が恐ろしく分かりやすかった事。
リンク先に添付してあるのでSAMLに興味のある人は一読してみると良いでしょう。
今回はLiberty Identity Federation Framework (ID-FF)とSAML 2.0の話でした。
内容についてレポートしようかと思ったけど資料が出来すぎで何も付け加える点が無い罠。
感想
SAMLとその周辺の仕様がどういう関係なのかと言う点とSAMLを利用したアイデンティティ連携技術の概略が非常に良く分かりました
ユーザーアカウントを取り扱った人が大よそ一度は考えた事があるであろう事が、SAMLなりの答えとして仕様化されてるんだなと思いました。
範疇としては、
を兼ね備えた機能と、さらに色々みたいな風に考えて良さそう。
認証、認可を管理する枠組みとして非常に重厚な物だと思った。
IdP Proxyなんていう枠組みもあるようだが、基本的には一つのAuthorityとしてIdPが居て、Service Provider(OpenIDで言うところのOP, Consumer)はトラストサークルと言った信頼関係の環に居ると言う辺りも非常に大きな相違点だと思う。
SAMLのメッセージをやり取りする仕組みの一つがSOAPベースだからじゃないですが、OpenIDとSAMLってRESTとSOAP位かけ離れてるんじゃないかと思う位、凄い枠組みなんだなーと思いました。
第2回も絶対参加しようと思いました。個人的には非常に得る物がありました。